どうすれば価格は動くのか?

値動きを、売買注文の流れの片寄りによるものと見れば、スペキュレーターが利益を得るには、ポジションを取ったあと、市場に入ってくる注文が自分のトレード方向に有利に片寄るしかない。
仕掛けたあと、売買注文の流れが自分に有利に動くには、下の二つしか方法がない。

  • 自分のトレード方向に有利になるように自ら積極的に動く
  • ほかのトレーダーが自分の代わりにそうした片寄りを作ることを当てにする注文の流れを自分の力で片寄らせて、トレード方向に価格を実際に動かす

ということにどれくらいの実現性があるのだろうか。あなたに大口のトレードをするだけの資金力と心理面での処理能力があれば、おそらくあなたの想像よりもずっと簡単だ。実際、大口か超大口に分類されるスペキュレーターはある種の状況で、株式や先物、オプションを自分のトレード方向に最も大きく動かす力があるし、実際に極めて頻繁にそれを行っている。

売り気配値・買い気配値を考える

もちろん、四〇〇枚の先物注文を約定させる責任者であるフロアブローカーに、大豆の価格を一〇セント動かす意図はなかった。
注文を約定させる義務があったせいで、価格を下げざるを得なかっただけだ。
彼は相手方となるトレーダーを引き付けるために、売り気配値を下げていくしかなかったのだ。
フロアブローカーがそのときの状況に迫られて価格を動かすことができるのなら、ほかのトレーダーも自分の目的に合わせて価格を動かすことができる、と考えても当然ではないだろうか。
株式や先物やFXの市場で価格が動く仕組みは実は極めて単純で、車や美術品、骨董品のオークションに参加しているときと大差ない。ただ、逆さまなだけだ。
それは次のように進む。公開オークションで二人以上が同じ物を買いたければ、ほかの参加者があきらめるまで価格を競り上げる。
価格が上がるにつれて、最後の入札価格よりも高く買う気はないという人が入札から抜けていく。
より高値で買う気がある入札者が二人以上いるかぎり、価格は上がり続ける。
そして、入札者が一人だけになったとき、価格は上げ止まる。
言い換えると、参加者が二人以上いるかぎり、価格は動く。
株式や先物やFX市場との違いは、それらでは買い手か売り手のどちらか一方に参加者がいないときに、価格が動くというところだ。
どのトレードでも、買い手と売り手の両側に参加者が必要だということを忘れないでおこう。
市場では、相手方となる買い注文や売り注文を求めて、価格が動く(上値で買うか、下値で売る)。
例えば、何らかの理由で、売買注文数が等しくなるほどの買い意欲が見られなければ、売りたいトレーダーは買い手を引き付けるために売り気配値を下げざるを得ない。逆に、売り手が不足していれば、買いたいトレーダーは売り手を引き付けるために買い気配値を上げざるを得ない。
どちらの側にも十分な注文数があるときに、現在の価格でマッチングが行われる
例えば、現在一〇で取引されている銘柄の価格を意図的に一一に動かしたければ、一〇の売り気配値の注文すべてを買って、さらに一一の売り気配値の注文も買い始められるほど大口の買い注文を出しさえすればよい。
一一での売り気配値がなければ――つまり、一一で売る気があるトレーダーが世界に一人もいなければ――、直接一二に買い注文を出せばよい。
一〇から一一に価格を引き上げたことで、一〇で買った分のすべてに含み益が生じる。
逆に、一〇で売りポジションを取ったトレーダーはだれもが含み損を抱える。
自分の利益になる方向に価格を動かし続けるには、この手順を何度も繰り返しさえすればよい。
どこまで価格を動かせるかは、次の条件に制限されるだけだ。

  • 自分のリスク許容度
  • どの瞬間にでも出る反対側の注文数を引き受けるだけの資金力

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